越谷レイクタウン-中村家 古民家文化財 自然と調和した造り
レイクタウン貯水池を散歩すると途中に文化財中村家の看板があり
きになったので見てみました。¥100かかりますがパンフレットがもらえます。
今の住宅は高気密工断熱ですが古民家に知恵がありまして大変自然と調和して
気持ちよく住宅のありかたを考えさせられます。
何度か移転されていまして保存上茅葺から造形のトタン屋根になっています。門と庭と建物の配置とバランスが
良い印象を受けます。
建物は左側が接客空間で右側が生活空間になっています。
客人は左側玄関から家主は右の小さい玄関を使うようです。
正面に見えるのが土間です。土間が広くいろいろな雑用ができるようになっています。
建物2つをずらしてくっつけたような配置になっています。土間のかまどの煙が伝わらないですむようです。
右奥に配膳室があります。作業がしやすい用中段の高さになっています。
良く見ると普通の部屋の床の位置が以外と高いことがわかります。
家主用の玄関からみた部屋で「たまりの間」というらしい。部屋でここだけ板張りです。神棚の大きさが印象的です。
時代劇にでてくるような火鉢。雨の日に帰ってもぬれてもいいようにここだけ板張りです。広いので
雑用もこなせそうです。
少し前の暑い時期にいったのですが床が以外と暖かい印象をうけました。夏涼しく冬も思ったより寒くない気がします。 コンクリート造りのヒヤッと感は皆無です。
縁の下のカバーが丁寧です。通気しながら温度調整と動物よけをかねているのでしょうか。
ひとつ面白いのがお風呂が一度外に出ないと入れないようになっています。
見た目には建物の一角ですが汚れを落とす場所なので風水的にもよいのでしょう。
お風呂です。客人用以外トイレも外です。